おしりを脱毛したらおしりニキビも治って
つるつる桃尻になったという口コミが！！
これって本当なの？？
噂の真相を確かめてみました。
脱毛のおしりニキビへの効果
いきなりですが、毛というのは何故生えているのかご存知ですか？
まつ毛を想像していただくと一番わかりやすいかな？と思いますが、
汚れや菌、刺激から身を守るために生えています。
まつ毛は砂や埃などが目に入らないように守ってくれているんです。
毛は外からの刺激を守ってくれる大事なものではあるのですが、
裏を返すと、毛は汗や外からの汚れが付きやすく、留めてしまう場所でもあるのです。
そこで毛についた汚れを落とせないでいると、
毛に溜まった汗や皮脂といった菌が毛穴に入り込んでしまうということもあります。
ニキビは毛穴に古い角質や汗がたまって出来るものとされていますので、
まさに、原因そのものといえます。
特におしりは、なかなか汗を拭いたりできないですし、
女性の方だと生理中ナプキンで蒸れたりしがちな場所です…。
そこで、おしりの毛を脱毛することで、
汗や皮脂をため込むことがなくなり、清潔になりますし、
毛穴がキュッと引き締まりますので、
ニキビが出来にくくなると言えるのだと思います。
光脱毛とニキビへのレーザー治療（アクネライト）が似ている？
ニキビ治療の1つに「アクネライト」という、
光を照射してアクネ菌を殺菌する方法があります。
光脱毛も同じように毛乳頭という毛を生成する部分に
光を照射し働きを破壊することで、毛を生えなくします。
波長や光の強さは違いますが、
同じように肌の深部に光を当てる施術となるので、
光脱毛をしたことで、アクネ菌にも上手く働いて殺菌されてニキビが治った。
ということがあるのかもしれません。
デメリットや注意点もある！！！
おしりニキビに脱毛は効果がありそう！と
思えてきたところではありますが、いいことばかりではなさそうです。
おしりにきびがあると脱毛を受けられない！
脱毛をしたことがある方は想像がつくかと思いますが、
光脱毛は赤みや黒ずみ、できものが出来ているようなところは
シールなどで保護して、照射します。
症状がひどい場合には、施術を断られてしまい、
そもそも脱毛をさせてもらえないこともあります。
脱毛が逆効果になることも！
先ほどもお話しましたが、脱毛はお肌に光を当てます。
これがニキビの出来たお肌にとって刺激が強すぎて、
炎症を起こしてしまい、ニキビが悪化することもあるようです。
また、脱毛後のお肌はとても軽い火傷（日焼け）のような状態になり、乾燥します。
毛根の燃えカスが毛穴に残ってしまうこともあるようです。
そういったことが原因で毛包炎・毛嚢炎といった、
できものや皮膚炎を引き起こしてしまうこともあるようです。
おわりに
おしりニキビへの脱毛の効果についてお話してきました。
実際、効果があるといえる理由もありますが、
逆に悪化する可能性もあるということがわかりました。
おしりニキビが既に出来ている状態というのは、
お肌が正常な状態ではなく、弱っているということでもあります。
そこに脱毛という強い刺激を与えるのは、
個人的には悪化する可能性が高く、リスキーだなと感じました。
おしりの毛が濃いことが悩みということであれば、
検討するのもありかな…と思いますが、
それでも先にニキビを治してから脱毛治療をするべきと感じました。
どうしても光照射をしたい！という場合は、
光脱毛よりは刺激が弱い、アクネライト（ニキビ治療）をやるのがいいかと思います。
（もしかして、ラッキーで脱毛にもなったりして…！？そうなったらいいな…）
