手ぬぐい洗顔でニキビが治った!という噂を聞きました。
ということは、おしりニキビにも手ぬぐいが効くのでしょうか。
手ぬぐい洗顔とは?
クレンジングやピーリングは使用せず、
手ぬぐいと固形石鹸だけで洗顔をするというもので、
「お肌がツルツルになる!」とSNSで話題になっています。
「傷やシミ、ニキビが治った!」という口コミもあり、注目されています。
手ぬぐいの歴史
麻の生地が献上されていたこととされています。
その後、庶民にも広まり、手だけでなく、体を洗ったり、
汗や水分を拭いたり、雑巾にも使われるようになったそうです。
幕末になり外国人が多く日本に来るようになると、
多くの外国人が「日本の女性は肌が綺麗だった」と言う言葉を残したといいます。
その頃の日本女性は、
米ぬかを手ぬぐいと同じ素材の袋に入れた「ぬか袋」
で洗顔をしていたそうなんです。
「ぬか」には老化防止や肌荒れ防止効果があるとされています。
…ということは、「手ぬぐい」というより
「ぬか」がいいのでは?と思いますよね。
しかし、手ぬぐいにもきちんとメリットはあるのです。
手ぬぐいが何故いいのか、メリットについて
先代の人が昔からずっと使ってきた手ぬぐいには、多くのメリットがあります。
繊維が細かい
繊維が細かいことで、皮脂や余分な角質を落としやすいといわれています。
ピーリングや通常のボディタオルではニキビに刺激を与えてしまいますが、
手ぬぐいは、表面はなめらかなので、
ニキビに過度な刺激を与えることなく、体を洗うことができます。
多くの空気を含んだ生地
手ぬぐいは繊維が細かいことに加え、
多くの空気を含んでいます。
そのため石鹸で泡立てると、非常に細かい泡を作ることができるのです。
そして、長期間使っているとゴワゴワするタオルとは逆に、
手ぬぐいは使えば使うほど柔らかくなり、お肌に馴染んできます。
切りっぱなしで衛生的
手ぬぐいは切りっぱなしになっているので、
ほつれてくるのが嫌いという方も多いと思いますが、
それが非常にメリットなのです。
タオルのようにほつれないように折り返しがあると、
その部分が乾きにくく、菌が繁殖しやすくなります。
手ぬぐいは、折り返しや縫い目がないことで
乾きやすく衛生的。おしりニキビには優しい作りになっています。
しかも気になるほつれも、始めだけ。
そのうち自然と止まり、ほつれなくなるのです。
手ぬぐいでの体の洗い方、気を付けること
と、いうことで多くのメリットがあると分かった手ぬぐい。
よりメリットを生かすために気を付けることがあります。
無地のものを選ぶ
着色がされている手ぬぐいがインテリアとして流行っておりますが、
着色料が肌に付着するとよくないので、
なるべくプリントのされていない、日本製の無添加に近いものを選びましょう。
無添加せっけんを使う
昔ながらの方法と同じく米ぬかで洗うのもよいですが、
馴染みがない方には扱いも難しいですし、臭いも気になるかもしれません。
そして、ニキビの症状によっては刺激が強すぎてしまうこともあります。
同じく普通のボディソープでは刺激が強すぎてしまうことがあるので、
敏感肌用の無添加せっけんを使うのが手軽でおススメです。
泡を立てる
なかなか泡立ちにくいと言われている手ぬぐい洗顔ですが、
ボディタオルのような泡は立ちません。
手ぬぐいに細かい泡がついていればOKです!
なでるように洗う
ゴシゴシとこすってしまうと肌やニキビを刺激してしまうので、
手ぬぐいで肌をなでるように洗ってください。