おしりニキビ、皮膚科で見せるのは恥ずかしいし、自分で治したい…。
塗り薬もいいけど、漢方で中から治す方法もあるようです。
おしりニキビに効く漢方薬
清上防風湯(せいじょうぼうふうとう)
肌の熱や炎症を発散させる効果が期待できる。
特に赤く炎症したニキビ、思春期ニキビ、
オイリー肌の人には効果的とされる。
胃腸の弱い人、冷え性の方には効果が薄いとされる。
甘草含有製剤、グリチルリチンとの飲み合わせには
副作用の恐れがあるため注意が必要。
荊芥連翹湯(けいがいれんぎょうとう)
血液循環を良くし、お肌のターンオーバーを正常に戻す効果が期待できる。
体の腫れを引かせる効果も期待できる。
度々ニキビが出来てしまう人、跡に残ってしまったニキビに効果的とされる。
胃腸の弱い人、冷え性の方には効果が薄いとされる。
甘草含有製剤、グリチルリチンとの飲み合わせには
副作用の恐れがあるため注意が必要。
十味敗毒湯(じゅうみはいどくとう)
皮膚の痒みや化膿を発散させる効果が期待できる。
膿が溜まってしまっている進行したニキビに効果的とされる。
かゆみが強くなりがちな、おしりニキビにはおすすめの漢方です。
便秘の人には効果が薄いとされています。
甘草含有製剤、グリチルリチンとの飲み合わせには
副作用の恐れがあるため注意が必要。
漢方薬のメリット・デメリット
漢方薬のメリット
下着を履いていたり、人前では出せない部分であるおしり。
おしりニキビには直接薬を定期的に塗るのは難しく、
ケアがどうしても怠りがちになります。
そんな時に飲んで中から治せる漢方薬は
おしりニキビにはメリットが大きいと思います。
また、漢方薬には体の機能を正常に戻す働きがあります。
おしりニキビは他の所に出来るニキビより、
1度治ったと思ってもまた出来てしまったり、
後に残りやすいのが厄介な特徴です。
そんな時に体の機能自体に働きかけてくれる漢方は
体質改善により今後のニキビ予防やニキビ跡の改善も期待でき、
メリットであると思います。
漢方薬のデメリット
漢方薬は体質重視なので、
その人の体質によって効きやすさ、効きにくさが大きく影響します。
そのため、自分に合った漢方薬がなかなか見つからない
といったことが起こることもあることはデメリットと言えるでしょう。
また、直接患部に働きかける薬と違い、
即効性に欠ける部分があります。
飲んですぐに治るというわけではなく、
ある程度の期間、漢方を飲み続けなければならない
という面倒さがあります。