おしりにニキビが出来てしまったけれど、
潰してはいけないというし、皮膚科に行くのは恥ずかしい…
放置しておけばそのうち治るかな…
と、おしりに出来たニキビは放置しがちな場所ですね。
放置した場合どうなるのか、まとめました。
おしりニキビを放置するとこうなる!!
おしりニキビはもともと治りにくい!
おしりは下着を履くことで蒸れやすく、
座ることで圧迫されて血行不良になりがちな場所です。
実際におしりを触ってみてください。
汗をかいて蒸れていたり、冷たくなっていたりしませんか?
汗をかくことによって菌が増殖しやすく、
血行不良によってお肌のターンオーバーを遅らせることになるなど、
これは、ニキビが出来る原因そのもの。
おしりは一度ニキビが出来てしまうとなかなか治らない場所といわれています。
どんどん酷くなっていく…
ニキビの原因であるアクネ菌は酸素が苦手なのですが、
先ほどと同じ理由から、おしりの表皮は、
顔の表皮に比べて酸素を取り込みにくい場所なのです。
菌が増えるし、酸素が取り込めないとなると、
おしりニキビは治りにくいばかりか、どんどん悪化してしまいます。
腫れ・膿が潰れて血が出る
酷くなったニキビは赤く腫れあがったり、中で化膿してきます。
そこに下着によってニキビが擦れてしまったり、
座ってニキビを直接刺激してしまうこともあります。
それによって、腫れ上がったニキビが潰れてしまうことがあります。
潰れニキビは跡に残る
ニキビが潰れてしまうと、傷口から細菌が入りやすくなってしまったり、
ニキビ周辺の皮膚に膿などが着き、傷つけてしまったりと、
炎症が広がる原因となります。
ニキビが潰れたことによる損傷や、広がった炎症を治そうと
毛細血管が集まり、膨張するのですが、
それをおしりの体重により圧迫してしまい、うっ血することがあります。
うっ血してしまうと紫や赤黒く痕に残ってしまいやすくなります。
また、肌の損傷を修復しようとメラニンが増加し、
それが過剰に分泌されてしまうことにより、
黒や茶色い色素沈着が出来てしまうこともあります。
このような理由から、おしりニキビは、
痕に残りやすく、黒ずみになりやすいニキビといわれています。
まとめ
おしりニキビは放置するとなかなか治らず、
腫れて、潰れて、痕になる可能性が高いということがわかりました。
そうならないためにも、恥ずかしい気持ちを抑え、早めに皮膚科に行く。
自宅ケアをしっかりと行うことが大切と言えるでしょう。